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2014年2月の新規設定ファンド53本　[投資信託] [編集]

2014年2月に新しく生まれたファンドの数々

こんにちは。マレーシア航空、まだ見つかりませんねぇ。

飛行機をハイジャックして通信装置を切り、レーダーに映らないように低空飛行して姿を消す。

映画のような話ですが、搭乗者の方々の安否を考えるとまだ墜落よりもどこかに降り立ってくれていた方が、という気もしてきます。

さてさて、2月が終わってはや半月が経ってしまいましたが2月の新規設定ファンドを振り返ってみましょう。

一時ブームだった通貨選択ファンドも減少し、NISA特需を狙った新規設定ファンドも少なくなり、昨年12月から2ヶ月連続の新規設定数減少となりました。

新しく生まれた投信は53本！

2月に新しく設定された投資信託は合計53本でした。

投資対象国別の内訳としては、国外が26本、国内が11本、国内外が16本でした。1月に比べると国内・内外が減少して海外が増加しています。

これまでの履歴は以下のグラフをご覧ください。

【2014年2月の新規設定ファンド（対象国別）】

投資対象資産別の内訳としては、株式投信がここ一年で最小の11本となりました。
（なんでこんなに株式投信の設定数が少ないのか理由は特に思い当たりませんが・・・）

【2014年2月の新規設定ファンド（投資対象別）】

2014年2月の通貨選択型ファンドは新規設定数0でした。
NISA口座内において通貨のスイッチングはNISAの非課税枠を消費しますので、通貨選択型が税制面で不利なのは目に見えています。

今後新たに設定されるにしても少ないことが予想されます。

【通貨選択型ファンドの新規設定数の歴史】

JPX日経400連動型インデックスファンドが2本新たに登場

2014年1月に引き続き、JPX日経400に連動するインデックスファンドたちが2本設定されました。

なにそれ知らないという方で勉強熱心な方はこちらをどうぞ。

「JPX日経400の特徴」

【2014年2月に設定されたＪＰＸ日経４００関連投信】
==========================================================
運用会社　　　　　銘柄　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　販売手数料　信託報酬
①三井住友AM　三井住友・ＪＰＸ日経４００オープン　　　　　　　　 2.00%　0.53%
②ニッセイ　　　　ニッセイＪＰＸ日経４００アクティブファンド　　　　　3.00%　1.44%
=============================================================

①はインデックスファンド（指数への連動を目指す）、②はアクティブファンド（指数を上回る値動きを目指す）

既存のＪＰＸ日経４００関連投信と比べてみましょう。既存の投信たちは以下の通りです。

【既存のＪＰＸ日経４００関連投信】
==========================================================
運用会社　　　　　銘柄　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　販売手数料　信託報酬
③三井住友TA　ＳＭＴ　ＪＰＸ日経インデックス４００・オープン　なし　0.37%
④大和証券　　ダイワ・インデックスセレクト　ＪＰＸ日経４００　2.00%　0.40%
⑤野村AM　　　ＪＰＸ日経４００ファンド　2.00%　0.53%
⑥日興AM　　　インデックスファンドＪＰＸ日経４００　2.50%　0.55%
⑦三井住友TA　ＪＰＸ日経インデックス４００・オープン　1.00%　0.57%
⑧アムンディ　　りそな・ＪＰＸ日経４００オープン　1.00%　0.60%
⑨大和証券　　　ダイワＪＰＸ日経４００ファンド（米ドル投資型）　2.00%　0.66%
⑩大和証券　　　ダイワＪＰＸ日経４００ファンド　2.00%　0.66%
⑪ＤＩＡＭ　　　　　ＪＰＸ日経４００ノーロードオープン　なし　0.77%
======================================================

「③ＳＭＴ　ＪＰＸ日経インデックス４００・オープン」はノーロード＆信託報酬0.37%とダントツ低コストですから、取引先の証券会社が③を扱っていれば①を選ぶ理由はないでしょう。

指数を上回る成績を求める方は、②を選んでもよいかと思いますが8割のアクティブファンドはインデックスファンドを上回れないという経験則を信じるならば、個人的には投資対象から外れます。

為替ヘッジありのバンクローンファンドが2本新たに登場

低リスクながら、債券よりも高いリターンを望めると最近人気の出てきたバンクローン投信も新たに2本設定されました。

バンクローンファンドって何？という方で、勉強熱心な方はこちらをご覧ください。

バンクローン投資信託って何？

以下の2本で、いずれも為替ヘッジありです。バンクローンファンドがもともと比較的低リスクの部類に入りますので、為替ヘッジを行い、為替リスクも抑えるとの投資方針はバンクローンファンドの特長とよくマッチするものだと思います。

【2014年2月に設定されたバンクローン投信】
==========================================================
運用会社　　　　　銘柄　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　販売手数料　信託報酬
①パインブリッジ　バンクローン・ファンド・ネオ（円ヘッジ型）　　　　　　1.00%　0.58%
②三井住友AM　日興・米国バンクローン・ファンド（為替ヘッジあり）　なし　　　0.53%
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これまで、為替ヘッジありのバンクローンファンドで一番コストが低かったのは、
「新光バンクローン・ファンド・ネオ（円ヘッジ型）　販売手数料：1.00%　信託報酬：0.58%」

であったのですが、②がこの位置を取って代わりました。

取引先の証券会社が②を扱っている場合は、このファンドを購入されるのがよいかと思います。

さてさて、久々の記事だったのでついつい長いこと書いてしまいました。
駄文で失礼致しました。

それでは、よい週末を！