アフリカ株投資信託とひとくくりに言うけれど [投資信託]
お盆休みですね。皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、今日はアフリカ株投資信託についてです。
まずはこれをご覧ください。ここ3ヶ月のアフリカ株ファンドの値動きです。
図 アフリカ株投信のここ3ヶ月の値動き(2013/5/13~8/12)
なんだか同じアフリカ株投資信託の割りに統一感のない値動きですね。
他のインド株投資信託やブラジル株投資信託など、投資対象が同じであれば基本的には似たような値動きになるのですが、アフリカ株投信の場合、この3ヶ月に限って言えばそうではないようです。
特に、「中東・北アフリカ株式ファンド(新光)」です。一人だけ空気読まずによいパフォーマンスをしてくれています。
なぜでしょうか?
それはアフリカ株投資信託の投資対象がファンドによって大きく異なるためです。
これをご覧ください。
図 各アフリカ株投信の資産構成比
それぞれの投信が、どこの国に投資しているか?という円グラフです。(ちょっと見にくくてすみません。暖色系がアフリカ株、寒色系がそれ以外の国です。。)
意外と、アフリカの国のみに投資しているファンドが少ないのがわかります。
(あ、そういえば投信の名前をよく見ると、「中東」って入っているファンドが6ファンド中3つも。。)
さて、さっき飛びぬけていると申し上げた「中東・北アフリカ株式ファンド(新光)」です。
なぜこんなに成績がいい?
もう一度上の円グラフを見てみましょう。このファンド、最近調子のよいサウジアラビアの比率が高いことが原因のひとつと思われます。
サウジアラビアは、経済指標がここ最近なかなか好調なのに加え、休日を現行の木金から、他のGCC(Gulf Cooperation Council:湾岸協力会議)諸国と同じ金土に変更し、市場がこの変化を好感したためです。
さてさて、一言でアフリカ株投資信託といってもその投資対象たるや多様であることがわかりましたね。
投資するときにその構成までじっくり見ることは少ないと思いますが、できれば中身まで見てファンドを選びたいところですね。
それでは!
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お盆休みですね。皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、今日はアフリカ株投資信託についてです。
まずはこれをご覧ください。ここ3ヶ月のアフリカ株ファンドの値動きです。
図 アフリカ株投信のここ3ヶ月の値動き(2013/5/13~8/12)
なんだか同じアフリカ株投資信託の割りに統一感のない値動きですね。
他のインド株投資信託やブラジル株投資信託など、投資対象が同じであれば基本的には似たような値動きになるのですが、アフリカ株投信の場合、この3ヶ月に限って言えばそうではないようです。
特に、「中東・北アフリカ株式ファンド(新光)」です。一人だけ空気読まずによいパフォーマンスをしてくれています。
なぜでしょうか?
それはアフリカ株投資信託の投資対象がファンドによって大きく異なるためです。
これをご覧ください。
図 各アフリカ株投信の資産構成比
それぞれの投信が、どこの国に投資しているか?という円グラフです。(ちょっと見にくくてすみません。暖色系がアフリカ株、寒色系がそれ以外の国です。。)
意外と、アフリカの国のみに投資しているファンドが少ないのがわかります。
(あ、そういえば投信の名前をよく見ると、「中東」って入っているファンドが6ファンド中3つも。。)
さて、さっき飛びぬけていると申し上げた「中東・北アフリカ株式ファンド(新光)」です。
なぜこんなに成績がいい?
もう一度上の円グラフを見てみましょう。このファンド、最近調子のよいサウジアラビアの比率が高いことが原因のひとつと思われます。
サウジアラビアは、経済指標がここ最近なかなか好調なのに加え、休日を現行の木金から、他のGCC(Gulf Cooperation Council:湾岸協力会議)諸国と同じ金土に変更し、市場がこの変化を好感したためです。
さてさて、一言でアフリカ株投資信託といってもその投資対象たるや多様であることがわかりましたね。
投資するときにその構成までじっくり見ることは少ないと思いますが、できれば中身まで見てファンドを選びたいところですね。
それでは!
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