10月第4週の基準価額(PCAインド・インフラ株式ファンド、JFアセアン成長株ファンド、HSBCロシアオープン、ブラックロック・ゴールド・ファンド)

10月の第4週の基準価額

・先週に引き続き、今週も全てのファンドが基準価額を下げました。下げ率が最も大きかったのがブラックロック・ゴールド・ファンドの-18.7%です。安全資産と呼ばれる金に関するファンドであるブラックロック・ゴールド・ファンドの基準価額の変動幅は、リスク資産と呼ばれる原油の産出国ロシアのファンド、HSBCロシアオープンを大きく超え、逆転現象が起きているようです。

10月第4週のトピック

○PCAインド・インフラ株式ファンド関連>：
　・20日にインド準備銀行が政策金利を引き下げ、年8.0%に。
　・これまで懸念されてきたインフレ率が低下し続け、インフレ懸念はやや後退。


○JFアセアン成長株ファンド関連：
　・インドネシアが商品作物（パーム油、カカオ、天然ゴム）の減産を決める。

○HSBCロシアオープン関連：
　・24日にOPEC臨時総会が開かれ、原油減産が予想されている状況の中でも、基準価額は下がり続けました。


○ブラックロック・ゴールド・ファンド関連：
　・今週一番大きく価格が下落しました。先週頭には8000円台だったのが、今週末には5000円台前半に。


金価格の変動要因|投資対象としての金|10月第3週の基準価額|10/21の基準価額|10/22の基準価額|10/23の基準価額|10/24の基準価額

10月第3週の基準価額（PCAインド・インフラファンド、JFアセアン成長株ファンド、ブラックロックゴールドファンド、HSBCロシアオープン）

10月の第3週の基準価額

・HSBCロシア・オープンとJFアセアン成長株ファンドが15日に一時的に値を上げたものの、今週はいずれの投信も基準価額を下げる結果となりました。

10月第3週のトピック

○HSBCロシアオープン関連：
　・ロシア株式市場が15、16日に二日連続して取引を一時停止するほどの急落。
　・10月第2週には10日のG7、13日の欧州主要国による金融危機対策の発表、米の金融機関への資金注入など嬉しいニュースが続いたものの、結局焼け石に水で今週も基準価額が下がる結果に。

○PCAインド・インフラファンド関連：
　・15日にインド準備銀行が預金準備率を1.0%引き下げ、6.5%へ。
　・これまで懸念されてきたインフレ率が低下し続け、インフレ懸念はやや後退。

○JFアセアン成長株ファンド関連：
　・欧州で預金全額保護の動きが活発に見られる中、香港が14日、シンガポールとマレーシアは16日、預金の全額保護を発表しました。

○ブラックロック・ゴールドファンド関連：
　・10月第3週、金相場は一貫して下がり続けました。
　・米政府が公的資金注入、預金保護などを発表し、米株価が上昇すると、安全資産の金が株式市場へと流出しま　した。



今週のトピック
☆10/24（金）→アジア欧州会議（ASEM）首脳会合＠北京
☆10/24（金）→OPEC臨時総会＠ウィーン