11月のPCAインド・インフラ、JFアセアン、HSBCロシア、ブラックロックゴールド [ファンド情報 MONTHLY]
- 11月の基準価額
11月の基準価額
先月の基準価額暴落に引き続いて、下落傾向が続きました。11日には、個人消費の減退懸念から米株価が大幅下落。それを受けて12、13日に基準価額が大幅に下落しました。しかし、米政府がシティグループへの救済策を発表したことにより、25日に全てのファンドが大幅反発、そのまま上昇傾向が続いたまま、11月は終わりました。
先月末比では、25日の怒涛の値上がりにより、ブラックロックゴールドファンドのみがプラスの9.91%、PCAインド・インフラ・ファンドは-2.38%、JFアセアン成長株ファンドが-7.10%、最も値下げ率が大きいのがHSBCロシアオープンで-19.84%でした。
チャートを見ると、PCAインド・インフラ株式ファンドとJFアセアン成長株ファンドが比較的穏やかな値動きなのに対して、HSBCロシアオープンとブラックロック・ゴールド・ファンドは相場の変動に呼応して基準価額が大きく変化していることがわかります。
11月の原油価格とHSBCロシアオープン
今月一ヶ月で、WTIは-17.47%となりました。先月の-31.18%ほどではないものの、今月も下落傾向が続きました。先月24日にOPECが減産を決定しましたが、価格を上昇させることはできませんでした。HSBCロシアオープンは11/12、13の大暴落、11/25の大反発によって、先月末比で-19.84%と、最終的にはWTIとほぼ同じ値動きになりました。
カイロで29日開かれたOPECの緊急総会では減産が見送られました。これが直接、今後の原油価格の下落に直接的につながるとは思えませんが、景気回復の見通しが見えない中、原油価格はそう簡単に上がることはないと予想されます。
(↓の図は11/4の価格を100としています)
- 11月のHSBCロシアオープン基準価額とWTI価格
11月のロンドン金価格とブラックロック・ゴールド・ファンド
ロンドン金価格は先月下落し、今月中旬までもみあいが続いたものの、下旬から上昇しました。先月末比では+11.46%となりました。ブラックロック・ゴールド・ファンドは値を下げ続けましたが、11/21に急反発。最終的には、先月末比で+9.91%で11月を終えました。(↓の図は11/4の価格を100としています)
金融不安時、株価下落時、ドル安時には上がる傾向があるといわれる金価格ですが、この度の金融危機ではその傾向が金価格に現れているとは言えず、不安定な値動きが続きます。
- 11月のブラックロック・ゴールド・ファンドとロンドン金価格
 
今月一ヶ月の各ファンドの変動係数(=標準偏差/平均)は、PCAインド・インフラ・ファンドが0.089(←0.175)、JFアセアン成長株ファンドが0.074(←0.180)、HSBCロシアオープンが0.186(←0.274)、ブラックロック・ゴールド・ファンドが0.101(←0.239)となりました。先月の不安定な値動きを経て、今月は少し落ち着きました。
今月のリスクランキング
リスク大 HSBCロシアオープン 0.186>ブラックロック・ゴールド・ファンド
0.101>PCAインド・インフラファンド 0.089>JFアセアン成長株ファンド 0.074 リスク小
※変動係数(COV: Coefficient of
Variation)とは、平均値からのばらつきの大きさを表す標準偏差を、平均値で基準化したものです。この値が大きいほど、大きな値動きをする→リスクが大きいと言えます。
12月の注目イベント
12/4 ECB(欧州中銀)理事会
12/15
FOMC
12/31
株式投資信託譲渡益に対する減税措置の期限
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- 11月の基準価額
11月の基準価額
先月の基準価額暴落に引き続いて、下落傾向が続きました。11日には、個人消費の減退懸念から米株価が大幅下落。それを受けて12、13日に基準価額が大幅に下落しました。しかし、米政府がシティグループへの救済策を発表したことにより、25日に全てのファンドが大幅反発、そのまま上昇傾向が続いたまま、11月は終わりました。
先月末比では、25日の怒涛の値上がりにより、ブラックロックゴールドファンドのみがプラスの9.91%、PCAインド・インフラ・ファンドは-2.38%、JFアセアン成長株ファンドが-7.10%、最も値下げ率が大きいのがHSBCロシアオープンで-19.84%でした。
チャートを見ると、PCAインド・インフラ株式ファンドとJFアセアン成長株ファンドが比較的穏やかな値動きなのに対して、HSBCロシアオープンとブラックロック・ゴールド・ファンドは相場の変動に呼応して基準価額が大きく変化していることがわかります。
11月の原油価格とHSBCロシアオープン
今月一ヶ月で、WTIは-17.47%となりました。先月の-31.18%ほどではないものの、今月も下落傾向が続きました。先月24日にOPECが減産を決定しましたが、価格を上昇させることはできませんでした。HSBCロシアオープンは11/12、13の大暴落、11/25の大反発によって、先月末比で-19.84%と、最終的にはWTIとほぼ同じ値動きになりました。
カイロで29日開かれたOPECの緊急総会では減産が見送られました。これが直接、今後の原油価格の下落に直接的につながるとは思えませんが、景気回復の見通しが見えない中、原油価格はそう簡単に上がることはないと予想されます。
(↓の図は11/4の価格を100としています)
- 11月のHSBCロシアオープン基準価額とWTI価格
11月のロンドン金価格とブラックロック・ゴールド・ファンド
ロンドン金価格は先月下落し、今月中旬までもみあいが続いたものの、下旬から上昇しました。先月末比では+11.46%となりました。ブラックロック・ゴールド・ファンドは値を下げ続けましたが、11/21に急反発。最終的には、先月末比で+9.91%で11月を終えました。(↓の図は11/4の価格を100としています)
金融不安時、株価下落時、ドル安時には上がる傾向があるといわれる金価格ですが、この度の金融危機ではその傾向が金価格に現れているとは言えず、不安定な値動きが続きます。
- 11月のブラックロック・ゴールド・ファンドとロンドン金価格
 
今月一ヶ月の各ファンドの変動係数(=標準偏差/平均)は、PCAインド・インフラ・ファンドが0.089(←0.175)、JFアセアン成長株ファンドが0.074(←0.180)、HSBCロシアオープンが0.186(←0.274)、ブラックロック・ゴールド・ファンドが0.101(←0.239)となりました。先月の不安定な値動きを経て、今月は少し落ち着きました。
今月のリスクランキング
リスク大 HSBCロシアオープン 0.186>ブラックロック・ゴールド・ファンド
0.101>PCAインド・インフラファンド 0.089>JFアセアン成長株ファンド 0.074 リスク小
※変動係数(COV: Coefficient of Variation)とは、平均値からのばらつきの大きさを表す標準偏差を、平均値で基準化したものです。この値が大きいほど、大きな値動きをする→リスクが大きいと言えます。
12月の注目イベント
12/4 ECB(欧州中銀)理事会
12/15
FOMC
12/31
株式投資信託譲渡益に対する減税措置の期限
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