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原油価格の上昇要因・下落要因(・ω・) [HSBCロシアオープン]

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今年の夏くらいまでガソリン価格の高騰で自分も含め、日本中が大騒ぎでした。



海外旅行に行くときの燃油サーチャージでは航空会社から法外な額を請求され大きな痛手となりました。



今年の夏にフランスへ行ったときは燃油サーチャージだけで往復5万円取られましたヽ(´Д`;)ノ

それが一転、サブプライム問題が深刻さを増し、世界中が景気後退の渦の中に巻き込まれるや否や、原油価格は暴落しました。



原油価格は消費者の生活に影響するだけでなく、産油国である、ロシアの経済、そしてロシア投信の基準価額に大きな影響を及ぼします。というか連動します。







ロシア投信の基準価額を考える上で重要な、原油価格を動かす要因についてまとめてみましょう(σ・∀・)σ

原油価格の上昇要因

  • 経済発展によるエネルギー消費の増大


経済が発展し、企業が生産活動を続けるなかで、エネルギー源である原油がじゃんじゃん使われます。また、原油は石油化学製品の原料でもあります。一方、生産国で生産できる石油の量は決まっています。そこで、需要に対して供給が追いつかず、(もしくは産油国が生産量を調整し、)原油価格は上昇します。

  • 産油国の生産抑制・停滞・政情不安定

産油国内で内紛、政情不安などが起こった場合、原油の生産・輸送が滞り、供給量が減るために原油価格は上昇します。

  • 投機的資金の原油への流入、石油買占め


原油の価格が上がりそうなときに先物として買い、高くなったときに売る。これで儲けようとする投資家が石油を大量に買い、原油の値段がつり上がります。原油はドルで決済されるため、ドル安になれば、外貨によってより安く原油を買えることになることから、ドル安になったときにも投機的資金が原油に流入しやすいといわれます。

  • ハリケーンによる米南部の製油所の操業停止。

アメリカの製油所は米南部に集中しており、ハリケーンによる被害を受けると、生産活動が滞り、原油製品の生産が滞ります。そこでWTI(West Texas
Intermediate,西テキサスの中質原油)の価格が跳ね上がります。世界の原油価格はWTI価格をもとに決まるといっていいほどWTIの価格に追随します。そこで、米南部をハリケーンが襲うと、世界の原油価格は上昇します。

原油価格の下落要因

  • 景気後退による需要低下

景気が後退すれば、モノが売れなくなり、企業の生産活動が減速。従って、エネルギー源、原料としての原油への需要が減少。原油価格は下落します。

  • 金融不安時におけるリスク資産圧縮


金融不安の状況下では、値が大きく上下しやすい新興国株、原油などを手放し、金などの安全資産を保有しようという動きが広がります。そのため、原油は売られ、価格が下落します。


 


金価格の変動要因|投資対象としての金|10月第3週のHSBCロシアオープン|10/21のHSBCロシアオープン|10/22のHSBCロシアオープン|10/23のHSBCロシアオープン|10/24のHSBCロシアオープン





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