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2014年のNISA口座運用成績:+13万円で終わり! [投資信託]






2014年も終わり。私の今年のNISA運用成績をご紹介します。



2014年も今日で終わり。2014年には税金が20%に上がると同時にNISAが開始され、投資の世界に足を踏み入れる方も多かったのではないでしょうか。

私も2014年の始まりと同時にNISA口座を開設し、非課税枠内での投資を始めました。

そんな2014年も終わりですので、自分の運用方針の振り返りと2015年の運用方針検討の参考のために、私のNISA口座内での運用成績を振り返ってみたいと思います。

NISAで資産運用を考えていらっしゃる方々は真似せず、有名なエコノミストや投資雑誌の言うことを聞かれてポトフォリオを組まれたほうがいいですヨ。

2014年のNISA口座内投資方針



NISAが始まるにあたって、NISA内での投資にはどんなポトフォリオが適しているのか

と自分なりに考えて、私は以下のような投資方針を決めました。

①投資対象商品:100%投資信託
②投資期間:毎月8万円ずつ積立投資(8万円×12ヶ月≒100万円)
③投資対象銘柄:株式・リート・債券のインデックス投信を中心としてリスク分散

私はもともと長期投資家ですし、非課税枠が小さいNISAに短期売買は向いていませんので、NISA口座内で積立投資をすることに。

また、100万円の非課税は毎年全て使いきってしまえるように毎月8万円ずつ。(8万円×12ヶ月=96万円で4万円残りますが、そこは好きなものをスポット的に買うなりテキトーです)

ポトフォリオはやや株式やリートの比率を高めつつバランス型や債券型も組込み、リスク分散型。

アクティブファンドは8割がインデックス型に勝てない、との歴史を尊重しインデックス型を基本。

<NISA向きの投信の選び方:過去の記事>
・NISAと相性のいい投資信託は?
・NISAにふさわしくない投資信託は?
・NISAの非課税枠は100万円だから・・・
・NISAの非課税枠は5年縛りだから・・・

2014年のNISA口座内の具体的な銘柄



上のような投資方針のもと、下の表のような投信をNISA用投信として選びました。

これらのファンド合計8本を2014年1月から11月まで毎月コツコツと積み立てていきました。
(最後の12月分は未投資)


2014年NISA口座内投資銘柄
分類銘柄信託報酬
日本株式ニッセイ日経225インデックスファンド0.27%
先進国株式EXE-i先進国株式ファンド0.36%
新興国株式EXE-i新興国株式ファンド0.41%
先進国債券EXE-i先進国債券ファンド0.44%
日本リートニッセイJリートインデックスファンド0.36%
世界リートEXE-iグローバルREITファンド0.40%
バランスeMAXISバランス(波乗り型)0.54%
アクティブひふみプラス1.1%


株式は「日本国内」、「先進国株式」、「新興国株式」の3分野で分散。

そのほか比較的リスクの高い商品として、「日本国内」と「世界」のリートを1本ずつ。

また、インデックスファンドとの比較対象とインデックスファンドを上回ってくれないかという淡い希望のもとアクティブファンドも1本。

さらに、運用方針その効果に興味がある波乗り型のバランス型ファンドもも1本入れました。

2014年のNISA口座運用成績:+128,320円(+15%)でした



2014年のNISA口座の運用成績です。

この一年間でTOTAL+128,320円、+15%資産が増加しました。

2014年NISA口座投資成績(2014/12/30現在)
ファンド名取得単価[円]現在値[円]損益[円]損益(%)評価額
三菱eMAXIS波乗り16091178161179311121797
ニッセイ日経22516133184141555314125560
ニッセイ手数料無Jリート12418148942193320131934
SBI-EXE先進国株式12140141161790516127909
SBI-EXE新興国株式10193112051092210120931
SBI-EXE先進国債券10630119181332912123333
SBI-EXEグREIT10423127172421122134214
レオス-ヒフミプラス20302228751267413112678
TOTAL128320998356


投資銘柄のうちで最も成績がよかったものは、EXE-iグローバルREITファンドで+22%。

特に米国リートが2014年で大きく伸びましたので、この恩恵を大きく受けました。

最も成績がいまいちだったものは、EXE-i新興国株式ファンドで+10%。

2014年、新興国が不調な一年でしたもんね。。利益確定は当分しないつもりなので、新興国の復活に期待したいところです。

新興国株式ファンドが先進国債券(+12%)よりも成績が悪かったのは意外でした。

為替の影響もあるでしょうが、やはり債券を組み込んでおいて正解でした。

がっかりだったのが、バランス型の「eMAXISバランス(波乗り型)」。+11%止まりでワースト2位の成績でした。

同じeMAXISのバランス型に8資産均等型がありますが、こちらの方が成績がよかったぐらいです。

波に乗れなかった2014年でした。2015年以降も波に乗れないようなら乗り換えしたいと思います。

アクティブ型の「ヒフミプラス」は+13%とまぁまぁは成績でした。

インデックスファンドのニッセイ日経225が+14%であることを考えると、やはりアクティブファンドの実力はそんなものか、と思わざるを得ません。

2014年のNISA口座内銘柄の基準価額推移



今度は、2014年のNISA投資銘柄8本の基準価額をチャートで見てみましょう。

8本全て同じグラフに載せましたがやっぱりちょっと見にくいですね。

NISA_SBI_ALL.png
<NISA口座内投信のチャート(全8銘柄)>



高リスクの投信5本をまず比較してみましょう。

さすが2014年に大きく伸びた世界リートがダントツです。一年で+35%となりました。

その次が日本リート。こちらも成績がよく+30%です。

最も成績がイマイチだったのは日経225インデックスでした。+10%です。

日銀の追加規制緩和で2014年後半に大きく持ち直したものの、前半の成績のままだと危ないところでした。

NISA_SBI_seme.png
<NISA口座内投信のチャート(高リスク型5本)>



次に、低リスク型2本+アクティブ型1本を比較してみましょう。

年末時点で比較するとどれも似たり寄ったりですね。どれも+15%程度です。

唯一アクティブファンドのひふみプラスは東証1部の株式が投資対象の80%を占めるため、上の日経225インデックスファンドと概ね同様な傾向を示しています。年末時点での騰落率はなんとか同じ15%程度になりましたが、やはりインデックスファンドを上回る成績は難しいようです。

バランス型と先進国債券ファンドは比較的ばらつきの小さい安定した値動きになりました。

NISA_SBI_mamori.png
<NISA口座内投信のチャート(低リスク型2本+アクティブ型1本)>



さて、2014年のNISA口座内の運用成績を振り返ってみると、投資対象・投資時期の分散投資を行った割には全ての銘柄でプラス、結果15%の利益が出ましたのでNISA一年目としてまずまずだと思っています。

それでは、よいお年を~

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